紅葉の時期に入った北アルプスへお誘い頂きまして、
七倉温泉からブナ立尾根を上がり、烏帽子岳~三ツ岳~野口五郎岳、
そして北アの中心みたいな錯覚から真砂岳、南真砂岳、湯俣岳経由の
縦走をして、ヒーヒー喘ぎながらラストの15km以上?の林道をも歩き倒して参りやした。
こんな感じで
七倉登山口03:52-05:01高瀬ダム濁沢登山口05:03
-08:20烏帽子岳山頂分岐08:21-08:30烏帽子岳08:47-08:55烏帽子岳山頂分岐
-09:12烏帽子小屋09:30-09:40烏帽子ひょうたん池-11:44野口五郎小屋
-11:54野口五郎岳12:10-12:38真砂岳12:44-13:23南真砂岳13:33
-14:19湯俣岳14:28-15:34湯俣温泉晴嵐荘15:49-16:34名無避難小屋16:37
-16:57林道終点16:59-17:16東京電力高瀬川第五発電所
-17:52高瀬ダム湯俣登山口17:57-18:03高瀬ダム濁沢登山口
-18:51七倉登山口
w/tcraft925さん、ittaさん
駐車場を4時出発時も、19時前に到着時も真っ暗でした。
この時は、帰路の林道歩きがメチャ大変だとは想像もしておらず
暢気なものでした。
いくつかのトンネル越えて、
高瀬ダムのつづら折れも登りきり、つり橋から
河原を渡ったら
いよいよ北ア三大急登と言われる、ブナ立尾根を詰めていきます。
急登でつらいばかりではなく、樹林帯ばかりでもっさりではなく
そこは北ア...紅葉が始まって奇麗なビューポイントがたくさんありました。
思っていたよりか早め 3時間ほどで烏帽子小屋到着
そのまま烏帽子岳へ向かいます。
見る角度によって形は微妙に変わりますが
岩肌はコクーンのようなチューリップのような..
この例えがオヤジか?
直下から見上げると岩峰のような
それまでの歩き易いトレイルから打って変わって
岩登りが始まりました。
鎖を握ってタテバイやら
ヨコバイやら
最後は
↑ 上に立つ気力なし...この割れ目に体を入れただけで終わり
風強し
こんな感じです
割れ目から左を見ると、水晶岳(⇒黒っぽいやつ)、赤牛岳とか
萌え萌えです。
カニのヨコバイみたいなのはこんな感じ
烏帽子小屋に戻ったら補給です。
お腹空きました。
自分はおにぎり二個
tcraftさんとittaさんはカップラ
補給を終えたら、次は野口五郎岳です。
その前に立ちはだかるのは、三ツ岳..
結構でかくで歩きでが有りました。
ピークは巻いたらしい(いつのまにか)
そうしているうちに、北アの象徴 槍ヶ岳~~
そう、ここは裏銀座と呼ばれる縦走路
北アの名峰たちがやたらと目立ってきます。
それなのに、登山者は数えるほどしか居りません。
みんな涸沢とか表銀座かな?
目指す野口五郎を左端に、鷲羽岳とか水晶岳
その向こうの黒部五郎岳にはqwgさんが雲の平ロングを廻っていたようです。
んでお待ちかねの野口五郎岳
カラオケでも歌いますよ、私鉄沿線
ストックをマイク替わりに一節。。ですが
同行のittaさんの世代は歌詞知らないと..
大体これ歌うと、よろしく哀愁とヤングマンを歌います。
新御三家ですね
ってどうでも良いことで行を埋めてしまいました。
しばらく山頂でまったりしますが、まだ先は長いです。
この先に行く後半戦の真砂岳が待ち構えているのが見えちゃうもんだから
右手には、赤牛、その向こうには薬師岳の稜線とカールが
いや下りなのになかなか標高が下がらない..
真砂岳で2862m
次の南真砂岳でも2700m超
いつまでも見えている槍ヶ岳と表銀座の眺めつつ下っていきます。
もう登り返しは勘弁してよの湯俣岳
少しづつ休憩も居れながら、ようやっと下山ルートですが
”長いです”って..ブナ立尾根登山道同様に気合を入れざるを得ない励ましです。
ガンガン下って、湯俣温泉晴嵐荘
真砂岳から2時間50分
建屋の前で一服し、CCレモンでさっぱりとさせてもらいました。
さあて、晴嵐荘に別れを告げてここからが問題の林道歩きです。
軽く考えすぎでした。 っていうか考えていなかったり
とても走っていく元気もなく、歩きでズンズンと
高瀬ダムに着くころには暗くなり、ヘッドランプ点灯です。
ちょっぴり期待したタクシーはおらず..
ダムから駐車場までの5kmの下りもつらくって大変でしたが、
歩きと小走りとで使う筋肉が若干違うので、小走りの方が
脚が楽だったりします。
(トレランでも同じですよね)
なので微妙な下りは3人で小走りになっていました。
何とか19時前に七倉温泉前に到着し、宿へ交渉して
本当は19時で入浴が終わりのところ、19:15まで延長してもらって
汗を流せました。
650円です。
トータル48kmほどの山行
殆ど貸し切り状態のなか、良い天気で良い景色、、何度も同じ写真撮ってたり
でもカメラ忘れてスマホのみ
お二人と山の神に感謝です。
すき家で夕食後は不覚にも後席で寝てしまい、ずっと運転してもらって
申し訳なかったです
次回の機会にはちゃんと運転しますから