梅雨の合間の絶好展望 聖岳

nai

2013年06月24日 23:55

6月22日~23日で、南アルプスは 聖岳 に行って参りました。
日本アルプスの最南端の3000m峰






先週15,16日で計画していましたが、梅雨空には勝てず
22、23日の決行のために、慎重に各種天気図を睨めっこ。

逝くときは4人一緒ね!って事で先週は延長したのですが、今回 トオルさん は
ギリギリまでお誘いしたのですが諸般の事情でお留守番

って事で、とーとさん と くわさん の3名で決行です。

待ち合わせは、かぐらの湯  ここは長野県でした。


実は、 とーとさんとは初対面でしたが、数々の山行記録や、
前回の黒法師での健脚ぶりからして、南ア初心者のボクを、くわさんと共に
引っ張って行ってくれるものと勝手に期待しちゃってました





こんな感じでした

22日 かぐらの湯 - 08:10聖光小屋8:30 - 13:25薊畑 - 13:50聖平小屋




待ち合わせは7:30、 いつもの通り前夜発して4時頃には到着して
仮眠をとっておりましたところ

窓をコンコン  

4時頃でも少し明るくなってましたが、7時前?では辺りはスッカリ夜が明けていて良い天気

おはようございますの挨拶もそこそこに、
(有名ブロガーさんですけど、何か初対面でもブログで拝見していると、顔見知りのような錯覚)


林道のゲート開門時間よりも早く着いちゃうけど出発しました。

ん~ 予報通り 良いお天気です。

R152を北上し、更に林道へ折れて易老渡 便ガ島へ向かいますが
途中8:30~17:00までは通行止めされております。


単に工事現場などにあるゲートが置いてあるだけですので
自力でどけて通行しちゃう方も居るようで...


今回は7:38 




すでにガードの方が居ましたが、穏便にフライングだけどゲートを開けて通行させて戴けました。




所々、車高の低い車では厳しいですよ



いつものように先頭を行くくわさんは、時々降りて落石をどけながらの通行でした。


8:10聖光小屋まえの登山者用駐車場に到着
登山者は無料です。



小屋のワンコと、小屋の方に会えましたが...聖光小屋には聖岳のバッチは
置いてないとの事
これで今年何度目か...バッチをGETできないなんて
聖岳まで登るんですよ~
って、妙なところで一人テンションが下がっておりました

”聖”の文字を使った小屋なんですから、もう少し商売っ気をだしてほしいかも..


はあ~ ま、気を取り直して登山届を書いたら出発です




暫くは林道というか廃道あとを行くのですが...







皆が危険視するがけ崩れ場所がなん箇所かあり
慎重に超えていきます。





今回のように晴れならばいいのですが



下を見ると...落ちちゃったら ハンパ無さそうですので



荒天時などは、スリップしたり、再度崩れたりする可能性も考えられるので
控えた方が良いのでしょう



登山口から歩くこと40分ほどで渡渉ポイントに着きます。




ヤ○レコなどを見ても、重そうだし面倒な感じでしたので
渡渉できないかウロウロしてみますが...







お世話になりました



耐荷重150kgとなっていたので、まずはとーとさんを渡し、
その後にくわさんとボクと2人乗って渡りましたが、先行の方々からは3人でも大丈夫だよと
言われました。
(引っ張るだけで疲れるので、帰路は3人で乗りました )



渡るとすぐに先行者の方々に、ヒルは大丈夫か? 尋ねられると同時に
ボクの膝の裏に大きな
(大きくなかったかもしれないけど、自分的にはびっくりして写真も撮れず)
くわさんにプシュッと一吹きして頂きコロリ..
心配になってスパッツを撮ってみると、小さいやつが2匹も引っ付いてましたよ

幸いそれ以上中には入ってなかったのでギリギリセーフで被害は無かったです。
とーとさんにも引っ付いてましたけど、同じくセーフ


さてと..気を取り直して、旧造林小屋の裏側から登山道が続きます



ちょっと泊まるには無理が有りそう..です。

その後はしばらく急登が続き、ひたすら耐えるしかありません。



こんな感じで、200mおきに標識が有りますので助かります。



大木の広場で一休み



かなり脚に来ています

全般的には登りやすい登山道ですが、ところどころ



崩れているっぽい個所や、短距離ですが細い狭いトラバース道がありますので
ご安全に..


目標の薊畑の分岐(=樹林帯を抜ける) まで来ると、ガスってきてました 



うそっ ま..今日は小屋まで行って宴会のみだから..


標柱の傾きが気になりますが




風が通る抜けるところなので汗が冷えて寒い...

さっさと聖平小屋へ下ります





下ってまもなく小屋の赤い屋根が見えたのですが...




なかなか着きません

グルッと廻って、こんな気持ちの良い眺めを見ながら



木道を歩き




薊畑から下り始めて、20分足らずでようやく 聖平冬期小屋(無人)に到着です。






小屋の中は想像と違って、綺麗で快適でした。
これで宿泊無料なんて、すごく得した気分。




荷物を整理したら、すぐに乾杯したいところですが..

まずは水の補給です

小屋を出てテン場を左に行くと




沢が有って南アルプスの水を汲み放題



念のために、浄水器を使って取水しました


さてさてメインイベント 

外ベンチで カンパーイ




まだ14時半ですけどね...




あいやっ ボクは乾きもののみでしたが、お二人はストーブで何やら
くわさんは、コーンバター
とーとさんはソーセージをヤキヤキしています..さすが


今回の酒は、ビール350mlx1、ワイン750mlプラティパス、焼酎500mlPETボトルに半分位...

良い気分になっている頃に、雨がパラパラ降ってきたので
小屋に避難

しばらくするとザーザー降り


小屋へ戻っても宴会は続きますけど

お隣のパーティーの方が、イワナを釣りに行っていて



見事な釣果


お刺身のお裾分けまで戴きました~ ンマイ





そのうち何となく夕ご飯の支度に移り

ボクはα米(白米)にレトルトマーボー豆腐
ご飯のパックにマーボーを投入して、マーボー丼です。

レトルトは重たいけど、絶対おいしく食べられますね

そんなこんなで、19時半には就寝タイム


案の定...ボクのいびきが大変なことになっていたようです(自爆)


翌日の登頂編は つづきます



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